コミュニケーションの持つ無限の可能性を一人一人の人生に活かす 松村明彦

プロフィール

東京都出身。国内最大手の日比谷花壇でフラワーデザイナーとして活躍。1991年に渡米し現地法人を設立し責任者として駐在。帰国後リッツカールトン大阪の開業に関わり、後に建設業、大手ホテル、迎賓館、宮内庁等装花、コロンビア大統領府への表敬などを経て日比谷フラワーアカデミー社長へ。

その後起業し一般企業や団体など、サービスと創造力を必要とするあらゆる業態従事者へ向けた新しい事業改善セミナーを実施。大学・行政との就活・婚活、セカンドライフへ向けたセミナーをはじめ「自己育成」のセミナーも全国で実施。

コンサルティング内容

渉外コミュニケーション&プレゼンテーション、チームコミュニケーション能力開発、自己育成のためのビジネス講座、企業向けメンタルヘルス関連セミナー等。特に組織内のメンタルヘルス分野を得意とする。

コンサルティング・研修実績

マンパワー未就職者教育事業 他

INTERVIEW

Q:得意とされているメンタルヘルス分野とは?

コミュニケーションの持つ無限の可能性を一人一人の人生に活かす 松村明彦

アメリカ等では企業内に必ず企業カウンセラーが常駐しているものですが、日本ではまだまだ遅れています。2015年12月から一定の規模の企業内において、メンタルヘルスチェックが法制化され、定期的なストレスチェック実施が義務化されました。これはイメージ的には健康診断のような感じで、メンタル面のチェックも行いましょうというものです。面白いもので、健康診断で悪いところがみつかると「俺は肝臓の数値が悪かったんだ(笑)」と言いながら、同僚と半ば自慢気に明るく話す方は少なくありません。でも自分が鬱と診断されたら、周囲の人ヘはひたすら隠します。それだけメンタルヘルスの問題は表に出にくいので、組織内で思い悩む人は予想以上に多いかもしれません。現状、法制化されているストレスチェックは形式的にチェック表を用いて判断するもので、企業内の状況を果たしてどこまで把握できるものか疑問が残ります。
 私は認知行動心理学や神経言語心理学を学び、人の発する言葉と行動に焦点をあて行うカウンセリングを実施し、マンツーマンで対話をしながら、メンタルの健全化を図ることをモットーとしています。
 自分の研修やコンサルティングにおいても、この点は大切にしています。
例えば中堅社員が辞めるのが多い企業は、好きな事を仕事にした個のギャップであったり、情報の質と量のバランスが悪くて心を病んだりすることが多いのに、それを受け止める体制が整っていません。どんな企業にも、産業カウンセラーやキャリアカウンセラーといった立場の人間が必ず必要になると考えています。

Q:過去の研修実績についてご紹介ください。

コミュニケーションの持つ無限の可能性を一人一人の人生に活かす 松村明彦

アクアワールド大洗で個人情報保護に関する研修を実施したことがあります。やはり勤務者の多くが公務員の方でしたので、危機管理に関する認識が甘い部分がありました。そこで「なぜ個人情報保護が必要なのか」「情報漏えいするとどうなるのか」という具体的な話をする中で職員一人一人に気づきを与える研修を実施しました。

具体的には、ただ「情報漏えいはいけないことです」という講義をするのではなく「情報漏えいした場面」と「その後の企業対応」について、実例を挙げて「危機の想像」を各々にさせるのです。自分自身で危機を想像することができれば、また想像したという経験が一度でもあれば、漏えいしてしまう場面でストッパーになるものです。人間はわがままな生物です。「絶対に言ってはいけない」ということを言いたくなる「性」があります。この点も踏まえて、「危機の想像」を行う。出席された職員の方々にも充分役立ったのではないかと思います。

Q:ビジョンリンクのパートナーとして一言。

コミュニケーションの持つ無限の可能性を一人一人の人生に活かす 松村明彦

木下さんとは、友人の紹介で5年前に知り合いました。木下さんが行政を巻き込んだ取組として、新卒者や若手の未就労者向けの就職支援事業を行っていて、私も大いに賛同して交流が始まりました。  私が日々のモットーとして掲げる言葉「コミュニケーションの持つ無限の可能性を一人一人の人生に活かす」には、人生は一人では生きていけないという意味があります。社会はどんどんグローバル化が進み、様々な業種で個人重視になっている面が見逃せません。個人の能力開発や活用という面では企業発展にも大いに貢献しますが、一方で人づきあいが出来にくくなっているという面もあるのです。
お互いのコミュニケーションを図ることで新しい発見があり、今まで以上に個人の能力を活用できる場が見いだせるきっかけも多く生まれる。明日を担う若者たちには、そういう前向きな就職をしてもらいたい。今後も木下さんと協力して、若者の育成には力を入れていきたいです。